国産キウイ計画的な施肥でキウイに栄養を
美味しいキウイが実るためには、適正に「肥料を与えること(施肥)」が重要です。
たくさん肥料を与えれば、美味しく立派なキウイが育つわけではありません。
キウイの成長にあわせ、効果的なタイミングで適正な量を与えることがポイントです。
生産者様である狭山ベリーランドでは、来年の収穫までに必要な肥料分の全量を「元肥(もとごえ)」として与えています(元肥一発施肥)。
数か月にわたって徐々に栄養成分が土壌に溶けだす緩効性の肥料を配合することで、肥料の効果を長期間持続させています。
11月某日。
国産キウイプロジェクトでは、来年のミコスイートキウイ収穫に向け狭山ベリーランドにて「元肥作業」を行いました。
樹木の根元に、堆肥と化学肥料を手作業で1本1本丁寧に与えます。
肥料を与えることで土壌に栄養が満たされ、来年のキウイの育成へとつながります。
肥料とは「窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)」3要素のいずれかを含んだもの。
キウイの樹齢やその年に収穫した数量にあわせて、最適なバランスを計算して与えることが大切です。
より美味しいキウイを生産するため、品種や土地に合うよう施肥設計にも気を配っています。